【10人の例文あり】未経験から始めた歯科助手の志望動機

    こんな人におすすめ
    • 歯科助手として働きたいけど未経験のため不安
    • よく求人欄に「未経験可」と書いてあるけど、本当に大丈夫?
    • 実際に働いてみたところ、どうだったのか知りたい

    今回は、「全くの未経験から歯科助手を始めた人の志望動機」について、歯科助手を経験された10人の方にアンケートを取り、その結果をまとめました。

    歯医者さんの求人票を見ると、「歯科助手募集・未経験可」と書かれているものを見かけませんか?

    実際に未経験から歯科助手を始める方は多くいらっしゃいます。

    しかし、どうして歯科医院でなければならないのでしょうか?

    歯科助手として働きたいとする、志望動機が気になりますよね。

    歯科助手を始めるにあたって、国家資格など何かしらの資格が必要ではないので、最初はみんな未経験から始まるのは当たり前なんですが、僕だったら何の予備知識もなく歯科医院で働くのは気が引けます。

    理由は、専門用語だらけで訳がわからない中、本当に未経験でも働けるのかが心配だから。

    歯科技工士や歯科衛生士さんは、専門学校へ通って国家資格を取得した上で、歯科業界で働き始めます。

    しかし、歯科助手さんは特に資格も必要がなく、専門学校はあるものの、ほとんどの方が通ってはいないはず。

    そのため未経験で働き始めた後のことを考えると、覚えることが沢山あって非常に苦労するのでは?と思わずにはいられません。

    それでも歯科業界で働きたいと思ってくださる方は、本当にありがたい存在です。

    もし今、この記事を読んでくださっているあなたがこの先、歯科助手として働いてみたいと思っているのなら、これから紹介する歯科助手の方々の「志望動機」が、面接の際にきっと役に立つことでしょう。

    他人の意見を参考にし、自分の意見にプラスすることで、より説得力の強い受け答えができるようになるはずです。

    それではさっそく見ていきましょう‼

    目次

    私が歯科助手として働きたい志望動機とは

    僕が歯科技工士だった頃、一つだけなってよかったなと思ったことがあります。

    それは「白衣」を着て実習ができたこと。

    会社に入ってからはダサイ作業着を着て働くことになってしまったんですが、学生時代(専攻科)ではお医者さんが着ているような白衣を着ていました。

    毎日ネクタイを締めるのは面倒でしたが、白衣を着て一日作業をしているのは、見た目にもカッコよくて気に入っていたんです。

    おそらく歯科助手として働こうとしている方の中にも、歯科医院での白衣(作業着)を着た仕事がしたいと考えている方もいるんじゃないでしょうか?

    マスクや白衣を着て働く姿に憧れて(繁忙期がないのも魅力)

    新潟県在中、30代後半の主婦です。

    医療秘書科のある専門学校を卒業後、10年間歯科助手として働いていました。

    結婚を機に医療系を離れて、現在は総合建設業の総務課事務員として働いております。

    年収は200万前後くらいになります。

    専門学校卒業後の20歳から30歳までの10年間、歯科助手として働いていました。

    医療系の専門学校を卒業して私が歯科医院を選んだ理由の一番は、マスクと白衣姿で働く姿に憧れを持っていたことです。

    あとは医療事務とは違い、治療に直接かかわることができることも魅力に感じていました。(窓口の事務業務やアシスト業務以外にもバキュームで吸引、ドクターの治療の様子を真近で見れること、歯に詰める薬を練るなどの作業ができます)

    とは言っても一番の理由はやはり白衣に憧れていたことです。

    専門用語もありますが、どんな職種でも専門用語はつきものなので歯科助手に限ったことではありませんし、少しでも興味や憧れがある職業の方が覚えることも苦にならないように感じます。

    また歯科医院は内科や皮膚科などの科に比べて、繁忙期の様な時期も無いので、比較的一定の業務量で働くことができるところもメリットです。

    人に対する接し方や気遣いなどが身に付き、歯の健康の知識も学べるため

    47歳、女性。

    22歳の時にフリーターから未経験で福岡市内の歯科医院に就職しました。

    正社員だった時の年収は300万で、年2回のボーナスがありました。

    現在は別の歯科医院でパートをしており、時給1100円で勤務しています。

    ある時、歯がすごく痛んでどうしようもなかったので、近所の歯科医院で診てもらう事にしました。

    子供の頃のイメージで、歯医者は怖い所だから行きたくないというイメージがあり、恐々と受付に向かいました。

    すると受付の女性の方が、怖いと思う気持ちが和らぐ様な優しい応対をしてくれたおかげで、少し気楽に診療へ向かう事ができました。

    診療中は歯科助手の方が声を掛けてくれたり、こちらが苦痛を感じないよう気を配って下さり、無事に診療を終えることができました。

    歯科医院はできれば行きたくないと思っている方が少なくないと思いますが、スタッフの対応や接し方で私は恐怖心がなくなりました。

    その経験があり、歯科助手なら未経験でも働く事ができ、人に対する接し方や気遣いなどが身に付き、歯の健康の知識も学べる為、歯科助手の仕事を選びました。

    歯科医療の知識はないが、やりがいがあり、とにかく面白そうだと思った

    年齢32歳、女性。

    年収約180万、大阪在住のパート主婦です。

    歯科助手に携わる以前は、接客業の職についていました。

    年収は当時も約180万円ほどの週5勤務のシフト制でした。

    当時の職場から転職を考えていた時に、歯科助手の仕事に出会いました。

    歯科助手になる以前は接客業に携わっていたのですが、どうしても嫌なお客さんが現れることがあります。

    心無い言葉を言われたり、理不尽なことを言われても、頭を下げなければならないことに、少々うんざりしていました。

    そんなとき、知り合いから歯科助手として働くのはどうか?と声を掛けられ、今までまったく触れたことのない世界にドキドキしながらも、興味津々でした。

    歯科医療の知識なんてまったく無かったのですが、同じ仕事でも当時の接客業よりもやりがいがありそうなのと、正直なところ、何よりも面白そうという気持ちが一番でした。

    面接では、院長先生や医院の雰囲気がとても良さそうだった上に、知り合いが在籍し、その本人からもとてもよい職場だと聞いていたので、ここで働きたいと素直に思い、転職を決めました。

    実際働くと、とてもやりがいもあり、患者さんからは「ありがとう」と言ってもらえるがとても嬉しく、思い切って選択して正解だったなと思います。

    専門性の高い知識と経験は、一度得てしまえば自分の財産になる

    37歳、静岡県在住の主婦です。

    子供が2人いて、主人と4人で暮らしています。

    子供が生まれ働き始めてからは時短勤務をしており、年収は100万ちょっとくらいです。

    時短勤務をする前は、300万円を切るくらいでした。

    家計のため、子供の将来の貯蓄のために働きたいという想いがある中で、できれば専門性の高い仕事をしたいと思いました。

    なぜなら知識をつけて経験を積むのには時間が要するものの、一度それを得てしまえば自分の財産になると考えたからです。

    働き始めたら転職はあまりしたくありませんが、ときには労働時間や人間関係など、様々な理由で転職を要することもあるかと思います。

    そういうときに、専門性の高い仕事ならほかへ移っても高い給与水準を保ったまま受け入れられやすいのではないかと考えました。

    そして、そういう仕事は資格を要することが多いものの、歯科助手であれば資格が必要なく働き始められますし、求人も自宅近くに見つけることができたので良いのではないかと思ったのです。

    実際まわりに歯科助手として働く主婦友達を知っており、主婦でも働きやすい環境があると聞いていたため、その影響も強いです。

    歯に関して詳しくなれることで、家族の健康に役立つから

    京都府在住、30代の女性で、現在はパートとして働いています。

    30代に差し掛かった頃、歯医者さんで働き出しました。 

    現在は、子供がまだ小さいのでフルタイムで働くことは難しく、パートとして地道に働いています。

    家から近い場所で働ける先を探していたところ、歯科助手の求人を見かけました。

    最初は資格などがないと無理なんだろうなと思いスルーしていましたが、未経験でも可能と記載されていたことや、自分のペースに合わせて働けそうかなと感じたので応募してみようと思いました。

    受付や会計など、基本的な仕事は簡単そうなので、社会人として働いたことがあり、一般的な常識があれば働けそうだと感じたことと、力仕事でもないので、体力的にも楽かなと思ったのもきっかけの一つです。

    残業はほぼなしというのも魅力に感じたし、歯の健康は長生きにつながると聞いたことがあったので、歯に関して詳しくなれそうなのも惹かれたポイントで、家族の健康にも役立ちそうだなと思いました。

    未経験歓迎・資格不要と書いてあり、医療事務もかっこいいと思った

    九州在住、30代後半の女性です。

    今は通学中なので収入はありませんが、働いていた時は約240万円程度でした。

    以前、7年間で2件の歯科医院にて歯科助手をしていました。

    インプラント手術をしていた医院でも働いていたことがあります。

    高校卒業とともに実家を出て一人暮らしをしていましたが、20歳の頃、当時お付き合いしていた方が地元の方だったため、頻繁に会えなくなり、転職も考えていたので実家に戻ることを決意しました。

    求人情報を見ていると、地元に新規開業する歯科医院の求人を発見。

    家から車で数分のところにあり、未経験歓迎・資格不要と書いており、受付業務もしていくとのことで、医療事務もかっこいいなと思っていたので応募してみました。

    給料は今までよりも少し安くなりますが、実家で家賃もいらないため、やっていけると思いました。

    また、前職が不規則なシフト制の仕事だったので、彼氏とも休みが合わず、平日仕事で土曜日はお昼まで、日曜休みという勤務形態にも憧れていました。

    今思うと夜は遅くまで仕事で、休みが一日半しかないのはちょっとブラックかなと・・・

    歯の悩みをもっていたことから、将来は歯科助手を目指すきっかけに

    24歳女性で、年収は300万、大阪市内に住んでいます。

    歯科助手として働きだして早3年になります。

    最初は分からないことことだらけでしたが、温かい指導の元でいろいろ教えていただき、今では立派に歯科助手としてやっています。

    私は昔から歯並びが悪く、いつも鏡を見ては一人鬱になっていました。

    歯並びが綺麗になれば、人生が明るく素晴らしいものになるだろうなと常に思っていました。

    そんな私の目に留まったのが歯科のお仕事でした。

    歯並びが悪いだけではなく虫歯も多かった私は、歯医者に行く機会も多く、自然と歯科の世界に入りたいと思うようになっていったのです。

    そのようなこともあり、将来は歯科助手になるべく、専門学校に通うことに決めたのですが、家族もみんな賛成してくれました。

    専門学校では毎日勉強するのが楽しく、歯科助手として一人前になりたい一心で勉強しました。

    見事2年で卒業することができたのですが、卒業式はとても感動したことを覚えています。

    今は毎日10人以上の患者さんの診療に、相席させてもらっています。

    毎日が充実していて、仕事に生きがいを感じています。

    未経験でもやる気があればできると、太鼓判を押してもらえた

    埼玉県在住、38歳の女性、年収は300万円です。

    既婚で子どもが居ます。

    結婚前は全く違うジャンルの仕事をしていました。

    結婚を機に退職し、しばらく仕事をせずに育児休業していたのですが、育児が落ち着いて働きたくなりました。

    歯科助手として働き始めた理由は至って単純です。

    通っている歯医者さんの歯科助手の方が、とても感じのいい人だったからです。

    定期的に歯のクリーニングで通っていることもあり、すっかり顔なじみとなりました。

    今から歯科医になるのは難しいとは思ったので、歯科助手だったらどうだろうと考え始めるようになりました。

    その歯科助手さんを見ていると、通っている間に結婚し、出産をしたことが分かったのです。

    妊婦時代も見ています。

    お腹が大きくても働ける環境にあり、産後も育児休暇を少しとった後、職場復帰しています。

    実際にその人と話をしてみて、この仕事なら育児休業後も働きやすいのではないかと思いました。

    未経験者でもやる気があればできると、太鼓判を押してもらえたことも志望した動機です。

    勤務先の多さに加え、歯科助手としての経験者になることでメリットがある

    九州地方在住、20代前半の女性です。

    最初は正社員でしたが、1日12時間近く立ち仕事ということもあり、パート勤務に変えてもらいました。

    現在は時給制であるため、年収は100万円前後になります。

    未経験の私が歯科助手として働き始めたきっかけはいくつかあります。

    1つ目はコンビニよりも歯科医院の数が多いといわれているので、1度経験しておけば資格にはならなくても経験者になるので、今後転職をする際に「歯科助手」という選択肢ができる強みです。

    経験者になれば経験者優遇、経験者のみの求人にも応募することができ、時給も他のパートに比べて高くなる傾向があるからです。

    2つ目は、歯科医院数が多いので、勤務地自宅から近い職場を探せるということです。

    仕事に行く時間は給料に反映されないので、できるだけ時間がかからない距離の通勤にしたいので利点だと思います。

    3つ目は、歯科衛生士は資格がないと働けないけど、歯科助手は学歴や資格がなくても働けるところです。

    資格なし・未経験でも応募でき、歯科助手としてのスキルが転職に有利だと思った

    23歳・女性、大阪府在住です。

    高校卒業後、地元の会社に就職し、転職で歯科助手として働きました。

    歯科助手として働いていた当時は月収が19万5,000円、ボーナスなしだったので年収は230万円程でした。

    漠然と事務や医療事務で職探しをしていた当時、特にスキルや経験のなかった中で、資格なし・未経験でも応募できるものが歯科助手であったため応募した、というのが正直なところです。

    歯科クリニックは美容室より多いと言われることもあるので、人手不足のところが多いのではないかと思われます。

    ただ、資格を持たないで歯科医師や衛生士の方のもとで医療に携われることは、素直にとても魅力的でしたし、仕事を通して地域の方(患者さん)とのつながりで、社会の一員として生きる魅力が感じられると思ったこと。

    また、歯科助手は経験がスキルとして身につく為、人生の折、転職にも有利だと思ったため、応募しました。

    まとめ

    私が未経験から歯科助手を始めた理由とは
    • 白衣を着て働く姿に憧れがあったから
    • 歯の健康に対しての知識が身につく
    • 専門性が高い知識と経験は財産となり、転職の際にも有利
    • 自分の悩みを解決してくれた歯医者で、将来は働きたくなった
    • 本当に資格なし・未経験でも、やる気があれば大丈夫

    やはり白衣を着て働くことに、憧れをもつ人がいたようです。

    オシャレでかっこいいですからね。

    僕は歯科技工士を辞め、工場勤務へと転職をしたため、現在はヘルメットを被って働いています。

    恰好だけでも過去に戻りたいくらいです(笑)

    歯科助手さんの応募要件としてよくある、「資格なし・未経験でも可」ということについては、本当に初めての方でも大丈夫なようです。

    みなさんの意見に多かったのは、歯科助手を経験することで歯の知識に詳しくなり、自分だけではなく家族の健康にも役立つということ。

    更には、身につけた経験やスキルが転職の際にも有利に働くということでした。

    ただ何となく働けそうだからと応募するのではなく、将来を見据えて計算し、よく考えていますね。

    それでもなかなか、現場にて働くうえで、思ったようにいかないこともあるかと思います。

    もし、自分が歯科助手として向いているのか、向いていないのかなど、適正について知りたいかたはこちらの記事↓をご覧ください。

    歯科医院にて働くことが決まった方は、話のネタとしてお土産にどうぞ↓

    やっぱり何か資格がないと不安だと思う方は、こちらの記事もご覧ください↓

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