【大嫌い‼】お局歯科衛生士(歯科助手)の対処法と上手くいく考え方

    あなたの職場に大っ嫌いなお局様はいませんか?

    やたらと威張っている、平気でこそこそと陰口を言う、嫌がらせをする、結局すべてはその日の気分次第だったり・・

    身近に意地悪なお局様がいると、理不尽な言動のせいでやる気をなくしますよね。

    そんな付き合っていられないお局様も、これから紹介する現役歯科衛生士(歯科助手)さん達の経験談を知ることで、上手に付き合うためのヒントを得られることでしょう。

    なぜなら僕自身もまとめながら勉強になったのですが、ただうっとうしいと嫌うのではなく、お局様と対立してしまうのは自分にも非があると考え、では次にどうしたらいいのかを考えている方がいたからです‼(当たり前ですか?)

    どうしてもお局様というと、口うるさくて厄介な存在だと思いがちな気もしますが、仲良くなってみれば以外といい人なのかもしれません。

    なにも無理やり好きになる必要はありませんが、関係を良くすることであなた自身のストレスが軽減できればいいのです。

    というわけで、実際に働いている歯科衛生士(歯科助手)さん達に聞いてみた、困ったお局の話を見ていきましょう‼

    目次

    職場にはびこるお局様とは?

    そもそもお局様とはこんな人のことを言います。

    「局」(つぼね)に丁寧語の接頭辞「お」をつけた表現。「局」は古来、重要な身分の女性を指す敬称であるが、最近では、職場で幅を利かせている年配の女性職員を揶揄してそう呼ぶことがある。お局様。

    出典:『実用日本語表現辞典』

    当てはまる条件としては、「職場で長年働いている年配の女性」のことを言うようですが、とうぜん全ての年配女性を指すわけではありません。

    例えば、後輩に対する口調や態度が皮肉なものだったり、立場上は同じであっても、まるで上司のように振る舞ったりする人を「お局様」と呼びます。

    長年働いているため仕事ができるのは当たり前であることから、逆らいにくい状況の中でマウントを取ってくる嫌われものかと思いきや、そうではないパターンの様々なお局様がいるようです。

    やることなす事とにかくマイペースなお局様

    年齢は24歳、北海道に住んでいる4年目の歯科衛生士です。

    歯科衛生士の仕事は楽しくてやりがいもあっていいなぁと思うのですが、この先ずっとこの仕事をして生きていくのかなぁと悩んでいるこの頃です。

    私の職場では長年働いているのに、仕事の優先順位がめちゃくちゃな歯科助手のお局様がいました。

    ひとつの事に集中すると周りが見えなくなってしまうようで、全部の仕事を中途半端に手をつけたまま、どれも全く仕事が進んでないことがよく起こります。

    患者さんもいるので静かにスマートに片付けるなど、スタッフ全員が心がけて仕事をしているのですが、お局様に限っては器具の片付ける音や走る足音がバタバタとうるさく、どこにいるのかすぐに分かります。

    患者さんにご迷惑がかかることもあったため、落ち着いてもう少しゆっくりやってもいいと思いますよ!と、やんわり伝えてみましたが、「私こういう性格だから!」と言われてしまいました・・

    親よりも年上の方のため、なんと言えばしっかり伝わるのかと今も探りながら仕事をしています。

    お局様だからといって勝手なイメージを持たないこと

    大分県在住の29歳です。

    21歳で歯科衛生士専門学校を卒業し、歯科医院に3年間勤めました。

    その後、母校の専門学校に1年間だけ教員として勤務し、再度歯科医院へと再就職しました。

    現在は育休を経て、時短正社員として地元の歯科医院に勤務しています。

    お局様に関しては自分よりも年上である方が多く、経験値も圧倒的にある方のため、まずは敬意を持って接するように心がけています。

    苦手に思ったり、怖いといった感情を持ってしまうと、どうしてもその人を避けてしまいがちですが、私は自分から分からないことや聞きたいことがある時は、あえてお局様に声をかけるようにしています。

    自分の中でまだその人を知らない段階で勝手なイメージを持っている可能性もあるので、コミュニケーションを取れる機会があれば積極的に取ろうと意識しています。

    それでも、自分とはどうしても合わないお局様がいるのであれば、出来るだけ距離を取るようにして、接する機会を減らすようにしています。

    最低限の関わりで済むように、自分からはコミュニケーションは取りません。

    たまにはお局様といえどハッキリと言う

    私は、青森県で歯科助手をしています30代(女)です。

    年収は250万ぐらいだったと思います。

    現在2年目ですが、いまだ手先が覚束ない所だらけのため、毎日のようにDr.から、罵声を飛ばされてる様な歯科助手です。

    お局様は、わたしと同じ歯科助手です。

    歯科助手歴20年と言うベテランで仕事もできる人ですが、そのお局様はDr.に対しても強気になんでも言い返すため、板挟みの私はかなり困っていす。

    そのため私は毎日息が詰まりそうで、とても嫌な思いをしています。

    治療の際になると基本的に私がアシストに入り、お局様はインプとテックばかりでほぼDr.とは関わりがありません。

    そんなある日、いつも私が担当している高齢の患者様が、院内で転倒してしまったことがありました。

    助けもせず言い合いしてるDr.とお局様をよそ目に、患者様の状態を確認し待合室へお連れしました。

    その後、お局様にありがとうと言われましたが、怒りしか湧かない私はお局様に対し、「私の出身校や、前職を馬鹿にしたツケが返ってきましたね」というと、次の日以降、Dr.の治療にも交代でアシストに入る様になってくださいました。

    何を言われても自分に非があると思い成長の糧とする

    私は鹿児島県に住んでいる、33歳の女性です。

    歯科衛生士として8年間勤続していました。(現在は結婚し事務員へ転職しています)

    歯科衛生士当時の年収は300万前後でした。

    振り返るとパワハラ発言の多いお局さんだったなと思いますが、学びになることも多く、良い経験だったと思っています。

    私とお局様の過去の事例は以下の通りです。

    ・付箋は、ボールペンではなく鉛筆で記入。ノリが弱くなってきたら、セロテープで補強して繰り返し使用して!とのこと。
    →そのように対応。個人で使う物は自腹で購入して使っていました。

    ・顔も見たくない、話しかけないで欲しい、あなたの存在がストレスと言われる。
    →お局様がイライラしてしまうのは、私の仕事ができないせいだと思っています。

    そのため、「今の私に出来る事はお局様に教えていただいたことを一つ一つ丁寧に、2度と同じ過ちを繰り返さないようにやる事だと思います。明日から間違えずにしていく為にも、こちらのやり方を教えていただけないでしょうか?」と尋ね、疑問点はその日のうちに解消するようにしました。

    ・物が壊れるたびに壊した犯人扱いされる
    →お局様から見て私の物への扱いが雑だったり、乱暴に感じるのだろうと考えましたので、ひとつひとつ丁寧に扱い、メンテナンスは自ら積極的に行いました。

    歳をとっただけの中身のないお局様もいる

    43歳、都内で歯科助手と受付をしている女性です。

    曜日ごとに担当医が変わる歯科医院で、週5日社員として勤務しています。今年で3年目です。

    歯科医院で働くのは今の医院が初めてで、それまでは飲食業などのサービス業で勤務していました。

    歯科衛生士さんで、歯科衛生士歴はまだ2年目ですが、50代のお局様がいます。

    お局様よりも年下で、歯科衛生士としての勤務歴が長い方もいますが、自分の方が年齢が上だからという理由で、若い衛生士さんに上から目線で指示を出すことが多くあり、職場の雰囲気を悪くしています。

    本人はそんなつもりは無いのかもしれませんが、嫌な思いをさせているのは事実です。

    若くても衛生士として長く勤めてきているので、実力はもちろん若い方が上です。

    仮歯を作ることや口腔内のクリーニングにおいても、歯科医師からの信頼も既に得ている実力のある若い方に嫌な思いをさせているので、歯科医師も頭を悩ませているようです。

    対策としては、歯科医師がお局様にだけ仮歯作りの練習を指示したり、実力に差があることを理解するよう仕向けています。

    お局様二人を越えるほど仕事ができるよう努力した結果・・

    北海道に住んでいる、29歳の女性です。年収は300万円程度になります。

    歯科助手を5年半続けており、転職経験はありません。

    私が勤めている歯科医院は、先輩にあたる歯科助手1人と歯科衛生士が1人、この他にドクターが1人在籍しているのみの小さな医院です。

    問題はその先輩2人がとても意地悪で、一度教えてもらった事は二度と教えてもらえず、失敗するたびに激怒されていました。

    ある日、先輩歯科衛生士さんと何気ない会話しかしていないにも関わらず、私がもう一人の先輩である歯科助手さんの悪口を言っていたと告げ口をされ、後日2人共から怒られることになり頭にきました。

    私は負けず嫌いなので、いつかこの先輩方より絶対に仕事をできるようになり、そのときは言い返してやると思いながら必死に努力して主任の座を頂きました。

    すると面白くなかったのか、その2人の先輩はすぐに退職をし、新しく入社した人達はとてもいい人ばかりで、現在ではとても平和な職場へと変わりました。

    お局様に言い返すのは凶、適当に合わせるのが吉

    東京都在住の歯科助手です。年齢は35歳の女性、年収は約200万です。

    まだ子供が小さい為、近所のクリニックで時短パートでの勤務をしています。

    子供が小学校に上がったら、家から離れた別のクリニックで働きたいと思っています。

    私が働く職場では、院長以外は全員女性のクリニックに務めています。

    狭い空間、限られた人数の中で上手く立ち回るには、「余計な事を言わない」に限ります。

    仕事柄なのか、気が強く、ワガママなお局様がいます。

    診察して「あげる」側の立場なので、普段からどこか上から目線なのです。

    そのお局様は普段から口調がきついため、あからさまな嫌味を言われたとしても、「わかりました。」「気をつけます。」に留め、そうじゃないといった反論は無駄であるため一切しません。

    お局様に反論をしたところで怒りを倍増させるだけで、決して折れることや自分の言ったことを撤回することはないからです。

    お局様において自分の意見を述べることは無意味です。

    特に女性だらけの職場では、「何が」正しいかより、「誰が」正しいかが重要なのです。

    そのため私は普段から事を荒立たせずやり過ごし、もめごとは最小限にとどめることを心がけています。

    結果としてそれが良い雰囲気の職場へと繋がり、自分の不満も最小限のままとして仕事に集中することが出来ます。

    行き過ぎた指導をしてくるお局様

    33歳女性、九州地方にて扶養内で勤務している歯科衛生士です。

    元々は自費診療が盛んなクリニックにいましたが、結婚・出産で退職し、ブランク7年を経て今のクリニックにいます。

    ほのぼのとしたゆったりな歯科医院に勤めて、現在5年目です。

    自費診療が主なクリニックにいた時は、向上心が高くハイクラスなスタッフばかりでした。

    そんな中、歯科助手で受付を兼任しているお局様がいたのですが、勤務年数が長いということから、新人歯科衛生士として入社した私を指導するようになりました。

    しかし、歯科助手は国家資格を持っていないため、口腔内を触るのは違法行為に該当するため何もできないにも関わらず、私の作業行為を見ながら、「こうして!もっとこうして!」と指示をされ、非常に気分を悪くしていました。

    ある日、さすがに見かねた院長が、名札に歯科衛生士・歯科助手などと、役職を記載した物を購入してくれたため、名札を見た患者さんも衛生士、助手の理解が進んだ事で口出しが落ち着き、業務を頑張れました。

    院長にも命令口調のラスボス的なお局様

    30代半ばの女性で、滋賀県在住です。

    パートとして歯科助手として勤務していたときに、お局様と影で言われている50代の女性がいました。

    私の容姿はごく一般的で友人も多く、社交的な性格と周囲からは言われています。

    私がパートとして入社するはるか以前から働いているお局様は、長く働いているからこそ自分のクリニックかのように振る舞っていました。

    先生にまで強気で、命令口調で話をするため最初はびっくりしましたが、逆らうと怖いのでみんな従っているという感じです。

    自分のやり方が全て正しいという考えの人で、自分のやり方をみんなにも押し付けていました。

    絶対に効率が悪いだろうと感じるやり方でも、昔からやっているからこれが良いと決め付けていて、聞く耳持たずという感じです。

    お局様は、口煩かったり気に入らない人は無視するスタイルなので、そのせいで辞めてしまった人も1人や2人ではありません。

    みんな我慢の限界が来てしまい、お局様とは極力関わらないようにしていました。

    仕事ができずわがままで足でまといなお局様

    学生のころに1年半ほど歯科助手のアルバイトをし、卒業後は違う職種に就職しましたが、その後また歯科助手に正社員として転職しました。

    現在は、30代前半の女性、滋賀県に住んでおり10年勤めた後、退職して主婦をしています。

    私が働いていた歯科医院は、歯科衛生士のお局様と歯科助手の私、院長の3人で回していました。

    このお局様は、引き継ぎや連携が苦手な方でした。

    1つのことを1つずつしたいタイプらしく、こちらの手が空いた合間に途中までできることをサポートすると、どこまでを作業しておいたかを伝えても、自分の流れが狂ったと怒ります。

    逆にお局様の業務を手伝わず、掃除などしていると何もしない後輩だと言われてしまいます。

    外科処置は苦手だからと私にばかり助手につかせようとしますが、道具の名前があまりわかっていないみたいで、オペ中に先生に器具を持ってきてといわれてもあたふたして結局私が取りに行ったりします。

    診療中の先輩の手が開いてる時は、受付の雑誌を読んでるため、先生に呼ばれても気がつくのが遅かったりします。

    そのためお局様には頼らず、とくにオペ前は院長に術式を確認して、必要そうな器具はあらかじめ用意し、必要かもしれないものは分かりやすいところに出して置くようにしました。

    まとめ

    お局様と一言でいっても、色んなタイプの方がいることが分かりました。

    各タイプごとの対応策をまとめます。

    各タイプごとの「お局様」対応策
    1. マイペースかつ仕事ができないお局様
    • 院長を味方につけ、実力に差があることを理解させる
    • お局様をあてにせず、本人の立場をたてながらもサポートする
    1. 誰にもどうすることのできないゴリゴリのお局様
    • 余計なことは言わない
    • 極力関わらないようにする
    • 最悪の場合は退職し、新しい職場へと転職する
    • 全てのタイプにおけるお局様との付き合い方(おすすめ‼)
    • お局様を越えるくらい仕事ができるようになる
    • 何を言われても成長の糧と考える

    毎日職場で顔を突き合わせてしまうため、関わらないようにするのも難しいとは思いますが、我慢する以外にはお局様を越えるくらいに仕事ができるようになることが、何よりも自分のためになるのではないかと思いました。

    どうしても理不尽なことばかりが続くと、退職してしまいたくなる気持ちはよく分かりますが、新たな職場にもイヤなお局様がいるかもしれません。

    そのため僕がおすすめするお局様との付き合い方は、お局様を反面教師として、自身の成長につなげるということ。

    ここでひと踏ん張りして成長できれば、もし転職をしても次の職場で経験を活かすことができるでしょう。

    間違っても仕事ができるようになったからといって、あなた自身がお局様と呼ばれてしまわないよう、気をつけてくださいね。

    どうしてもお局様に限界を感じて、今すぐにでも転職をしたい方はこちらの記事↓をご覧ください。

    この記事で、少しでもあなたのストレスが軽減できれば幸いです。

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