歯科技工士の学校

歯科技工士はなくなる⁉相次ぐ歯科技工士専門学校の募集停止が止まらない‼

こんな人におすすめ
  • これから歯科技工士になろうか迷っている
  • 歯科技工士の将来性が気になる
  • 元歯科技工士で、今の技工業界を振り返りたい

今回は、「歯科技工士専門学校の現状」についてまとめました。

これから歯科技工士になろうかと迷っている方は、この仕事の将来性についてや、通うのならどこの学校がいいのかなど、色々と気になりますよね?

歯科技工士になるための教育機関としては、専門学校・短大・大学の3つに分けられます。

どの教育機関を通しても目的は歯科技工士免許を取ることにあるので、専門学校に通えば十分かと思いますが、その前に確認しておくべきことがあるのです。

もしあなたが歯科技工士になることを決心してこの道を進むのなら、まずは自分の住むところから通える範囲に、歯科技工士の教育機関があるかどうかを確認することが必要となります。

こんな当たり前のことをなぜわざわざ言う必要があるのかというと、年々、歯科技士の教育機関が減りつつあるからです。

県によっては歯科技工士の教育機関が全くないところもあります。

僕の同級生にも県外から出て来て一人暮らしをし、学校へ通っている人もいましたが、なるべく費用を抑えるためにも、実家から通える方が理想的でしょう。

そこでまずは、この記事を読んで自分の住む地域に学校があるかどうかを確認してみてください。

(元)歯科技工士の方は、自分が卒業した学校が未だに存在するのかを確認するのも面白いかもしれません。

残念ながら僕の卒業した学校は現在閉校しており、歯科衛生士専門学校のみとして生まれ変わっていました。

それでは未だ現存する歯科技工士の教育機関はどれくらいあるのか、さっそく見ていきましょう‼

教育機関の減少はヤバイ?それともチャンス?

「年々、歯科技工士の教育機関が減りつつある・・」

この事実から僕は2通りの考え方が出来ると思います。

  1. 学校が減るなんて将来性がないと言っているようなもの
  2. 歯科技工士の希少価値が上がるのでは⁉これはチャンス‼

僕が歯科技工士をしていたときの周りの反応は、圧倒的に②のチャンスとして考える人が多かったです。(そりゃ現役なんだから前向きに考えたいですよね)

しかし、現在までに分かっている歯科技工士の教育機関の推移を見るとどうでしょうか。

歯科技工士の教育機関数の推移
  • 2000年 72校
  • 2019年 52校
  • 2022年 47校(現在)

もうすでにこの中でも、筑波大学付属聴覚特別支援学校という、聴覚に障害を持った方が歯科技工士免許を取得できる学校も、2022年をもって閉校することが決まっています。

この調子でいくと、20年後には更に半分の20校くらいになっているかもしれませんね💧

それでも現在なお、なんとかして学生募集を続けている学校を紹介します。

(※中には専門学校ではなく、短期大学や大学も含まれています)

歯科技工士の教育機関一覧

北海道

青森県

宮城県

福島県

茨城県

栃木県

埼玉県

千葉県

※2022年をもって、募集停止となります。

東京都

神奈川県

新潟県

富山県

石川県

岐阜県

愛知県

京都府

大阪府

鳥取県

島根県

岡山県

広島県

山口県

香川県

愛媛県

徳島県

福岡県

佐賀県

熊本県

大分県

宮崎県

鹿児島県

歯科技工士の教育機関がないところは?

歯科技工士の教育機関がないところ
  • 岩手・秋田・山形・群馬
  • 山梨・長野・静岡・三重
  • 福井・滋賀・奈良・和歌山
  • 兵庫・高知・長崎・沖縄

まとめ

  • 2022年、現時点での歯科技工士の教育機関は49校存在する
  • その内、大学が3校、短期大学が2校、専門学校が44校である
  • 教育機関が減少すること自体を、将来性がないと捉えるか、逆に希少価値があがると思うことでチャンスと捉えるかは人それぞれ

これから歯科技工士を目指す方は、自分の住む所から通える範囲に学校がありましたか?

東京、愛知、大阪であれば、なんとか自宅から通える人も多いのではないでしょうか。

それ以外のところでは、場所によっては近くにアパートを借りて、そこから通うことが必要になるかもしれませんね。

(元)歯科技工士の方で、今もまだ卒業した学校が現存するという方はおめでとうございます。

僕のように思い出の詰まった母校がなくなるのは、本当に寂しいものです。

これから先も、歯科技工士の教育機関が減っていくことは十分に考えられます。

歯科技工士の待遇改善は急務であると、何度か国会でも話題になったようですが、何もなされないままとした結果が、このような現状を招いているのかもしれません。

孫の世代になった時に、そういえばそんな職業も昔はあったみたいだね、なんて事にはなって欲しくないものです。

では、また。